蜂の子ってどんなもの?

ハチミツやローヤルゼリーは口にしたことがあるけれど、蜂の子は食べたことがないという方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
蜂が生成したハチミツやローヤルゼリー等の副産物ではなく、蜂そのものを食用として扱っていますので、グロテスクな印象を持っている方も多いのではないかと思います。

では、蜂の子について具体的に説明していきましょう。
簡単にいってしまえば、蜂の子は蜂の幼虫のことを指しています。
岐阜県や栃木県、長野県や宮崎県等、山間の地域を中心として昔から食べられてきたものです。
今現在では常食として食べている方は少ないかもしれませんが、昔は貴重な栄養価の高い食べ物として食べられてきました。

では、食用とされる蜂の子は、どのような種類の蜂でもよいのでしょうか。
食用とされているもので多いのはクロスズメバチで、その他にもミツバチやアシナガバチ等も食用とされています。
蜂の子として食べるためには、まず蜂の巣を探し当て、蜂を採らなくてはいけないというリスクもあり、蜂の子は貴重な珍味と考えられています。
蜂は毒を持っていますから、その採集もリスクを伴うものですが、まず蜂の巣がどこにあるかということを探し当てるには、蜂の動きをよく見て予測したり、実際に蜂の後を追ったりする作業が必要になり、とても大変なことです。
蜂の子が、とても高級であるということは頷けますね。

また、知っておきたい蜂の子のレシピも参考にご覧ください。

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