蜂の子で自律神経の改善を
肉をあまり食べない日本人にとって重要な蛋白源として用いられてきた蜂の子ですが、このたんぱく質が、動物性のものだといったらけっこう多くの人が驚くのではないでしょうか。
植物の蜜を食べて育つ蜂の子ですから、どうしても植物性のたんぱく質を持っているのではないかと思われがちですが、昆虫類は食品として考えた場合、動物の仲間に入ります。
そのため蜂の子の栄養素も、動物性でできています。
蜂の子に含まれている主な成分は動物の肉にもたくさん含まれているアミノ酸です。
アミノ酸にはたくさんの種類がありますが、蜂の子に含まれている内、最も多いのはアルギニンというアミノ酸です。
このアルギニンはホルモンの安定を促進する働きがあるので、蜂の子を食べるとホルモンが安定するといわれています。
ホルモンが安定することによって美肌、血流が良くなるなどのアンチエイジング効果もあり、体力の増強にも役立ちます。
ところでホルモンを安定させると、自律神経の乱れにも良い効果が現れるのをご存じでしたか?自律神経はストレスや過労など、ちょっとした事でも乱れが起こりやすい部分ですが、特に中高年の女性が自律神経に関する悩みを多く持っており、更年期障害とも深い関わりがあります。
自律神経の乱れによって引き起こされる症状に、めまいや耳鳴りがありますが、近年の研究で、耳鳴りが起きる難聴患者に蜂の子を長期間摂取させたところ、改善されたというデータが数多く発表されています。
この結果により、蜂の子が耳鳴りに効くということがわかってきました。
自律神経の乱れを改善すれば、めまいや耳鳴りで悩んでいる方の症状改善が見込めるということです。
ホルモン、自律神経系統の悩みがある方は、禁忌がなければぜひ蜂の子をお試しください。