蜂の子は耳鳴りや難聴におすすめ

蜂の子は日本でも山間部を中心に各地で食用とされています。
古い時代には貴重な蛋白源として常食されてきました。
蜂の子にはアミノ酸が18種類そろっています。
体で作れず外から取り入れないとならない必須アミノ酸は、なんと9種類全部そろっているのです。
蜂の子の漢方での効能は耳鳴り・めまい改善としての使い方が多く利用されています。
高価な理由として、オスは蜂の子全体の2%で、21日目のオスが一番よいとのことで、材料が希少のためです。

蜂の子を食べると耳鳴りや難聴に良いという声があるのですが、実際にはどうなのでしょうか?

耳鳴りとは「外界に音を出しているものが無いのに、音が聴こえるように感じられる状態」で、聴力に影響するホルモンに「コルチゾール」があります。
ストレスを受けたときに分泌されるホルモンの一つで、耳奥にある聴力を司る器官には、このコルチゾールの刺激を受け取る器官が多く存在しています。
耳鳴りに悩む人にはコルチゾールの値が高くなってしまいます。
またストレスによりコルチゾールの値が上昇すると、一時的に聴力が下がることも分かっています。
年を重ねるごとに、耳鳴りや難聴になる割合も増え、またコルチゾールの値が加齢と共に増えてしまいます。

実際にタンパク質を分解した“酵素分解蜂の子”を使用して、蜂の子による耳鳴りと聴力の回復を調査した結果、ストレスホルモンを抑制し耳鳴や聴力を回復させる働きを持つ可能性があることが分かりました。
長期間摂取し続けることによって、耳鳴りや難聴に悩む人へより高い回復効果が期待されます。
年齢と共に耳の聞こえが悪くなってストレスを感じるときは、蜂の子を食生活に取り入れるといいかもしれません。

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