輸入品の蜂の子

蜂の子は、国内でも入手することはできます。
ところが、純国産を手に入れようとすると、その希少価値から入手しにくい、高価でなかなか続かないといったお悩みの声をよく聞きます。
さらに、生の蜂の子を調理して食べたいとなると、蜂の子の取れる時期は初秋の９月から１０月頃と限られていますので、手に入れにくいのです。

現在蜂の子のサプリメントとして加工されている蜂の子は、実はそのほとんどが中国や台湾からの輸入品となっています。
日本国内に輸入する場合は、蜂の子を生のまま輸入することは禁止されていますので、現地で粉末加工されます。
輸入された蜂の子は、国産のものよりも、安価で、大量に製造業者もの入手できるので、重宝されています。

ところが、輸入された蜂の子の中には、きちんと生産管理、加工管理されていないものもあるので、注意が必要です。
また、最近では、残留農薬の問題も度々あがっています。
サプリメントとして飲む場合には、毎日口から摂取するものなので、より安全なものを選びたいですよね。
まずは、あまりにも安い商品や、原材料の生産場所に関する表記があいまいなものなどは、避けるべきです。
メーカーによっては、生産管理や加工管理も徹底して行っているところもあります。
このように、信頼できる情報をきちんと公表しているメーカーの商品を選ぶようにしましょう。

また、輸入品はミツバチを使用していることがおおく、国産の場合は、クロスズメバチが多いので、輸入品の方が、蜂の子の質は悪いことも覚えておきましょう。