巣ごとの蜂の子の調理方法
耳鳴りだけではなく美容にも健康にもよいと評判な蜂の子ですが幼虫の入ったまま巣ごと販売されているのをご存知でしょうか?
お土産でもらってびっくりしたことがある方もいるかもしれません。
幼虫が入っている巣をそのまま冷凍保存した状態で手元に届くのが一般的です。
さて調理方法ですが、少し手間がいります。
まず、巣から幼虫とサナギを一匹一匹丁寧に取り出します。
指でつまんで取り出すのは難しいのでピンセットなどを使用すると簡単に取り出すことができます。
巣を持つ手に力を入れてしまうと巣ごとつぶれてしまうので力加減に注意をしましょう。
取り出した幼虫はそのまま生でも食べることができますが、調理して食べる方がグロテスク感も軽減し食べやすいでしょう。
一般的なのは甘露煮です。
瓶詰にしておくと少しの間は保存できますのでおすすめです。
幼虫とサナギを酒、醤油、みりんで煮詰めれば完成です。
できた甘露煮は炊きたてのご飯や混ぜるだけで蜂の子の混ぜご飯が出来上がります。
またご飯ではなく酢飯に混ぜてちらし寿司などにするのもおすすめです。
甘露煮をバターでさっと炒めるとバターの風味がついておつまみとして美味しく頂けます。
甘露煮をつかって和風パスタをつくることもできます。
シメジなどのキノコ類と相性が良いのでパスタソースに入れるといいでしょう。
またどうしても余ってしまった場合には甘露煮を冷凍保存しておきましょう。
常温で自然解凍すればいつでも食べることができますよ。