蜂の子の食べ方のいろいろ
滋養強壮に良く、高い栄養素を持つ蜂の子は、日本だけでなく様々な国で食べられてきた食材です。
食材の蜂の子に分類されているのは、ハチの幼虫やサナギなどです。
蜂の種類としては、ミツバチだけでなく、アシナガバチやスズメバチも食べられています。
料理方法も地域によって様々ありますが、日本での料理方法としては、炊き込みご飯や甘露煮、またバターソテーなどが手軽にできるものとして知られています。
この巣から取り出した蜂の子の幼虫は、大変やわらかく身がくずれやすいものですので、料理にも注意が必要です。
また、小さいサイズの蜂の子を巣から取り出す時は、根気のいる作業になります。
甘露煮にする時は、まずは蜂の子をパリパリになるまで炒めるのですが、フライパンに置く時も身を崩さないよう箸は使わないなど、料理法にもコツがあります。
ちなみに、新鮮なものであれば蜂の子の幼虫は生食もできます。
生の蜂の子の味はたんぱくで、ほんのり甘い味がします。
このように滋養強壮に良く、おいしいといわれる蜂の子も、食べるためには手に入れなければなりません。
スズメバチの子であれば、幼虫のいる巣を取り出すだけでも、親蜂に刺されて死亡する危険まであります。
そもそも蜂の巣をみつけることは市街地では困難ですので、手軽に蜂の子を手に入れるなら、蜂の子を冷凍した通信販売を利用してみるとよいでしょう。
また、蜂の子の栄養を手軽に摂りたいのであれば、サプリメントを活用してみましょう。