蜂の子を使ったご飯ものレシピ

蜂の子はタンパク質やアミノ酸を豊富に含んでおり、疲労回復・アンチエイジング・耳鳴りや難聴の改善等、幅広い効能を発揮する健康食材です。
甘露煮や佃煮にしたものが売られている事もありますが、今回は蜂の子を使ったオススメのご飯ものレシピをご紹介します。

最もオーソドックスなのは蜂の子入り炊き込みご飯です。
岐阜・愛知・静岡では郷土料理として親しまれており、へぼ飯・はえはち飯・すがれ飯とも呼ばれます。
まず、蜂の子を乾煎りし、しょうゆと砂糖を加えて煮立たせます。
次に、味付けした蜂の子・酒・みりんを米と一緒に炊きます。
炊き上がったら30分ほど蒸らし、混ぜ合わせて出来上がり。
お好みで野菜や油揚げを加えて炊いてもよいです。
蜂の子をカリカリになるまで炒めてバターを絡め、ご飯を加えて混ぜ合わせるとバターライスになります。
味付けは塩・こしょう・しょうゆ等、お好みの調味料で構いません。
バターを溶かす時にニンニクや生姜を加えて風味付けをするのもオススメです。

信州地方では蜂の子の混ぜご飯がよく食べられています。
市販の佃煮をご飯に混ぜるだけのとてもお手軽なレシピです。
味付けが濃いと調味料でかき消されてしまいますが、蜂の子そのものの味は淡白でクセがなく、かすかな甘味があるとされています。

最初は抵抗を感じていても、思い切って食べてみると病み付きになる人も多い蜂の子。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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